Dad金重の今週のいち押し

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若い、っていいなぁ

今日の一押し、作品はこれ

「ヘルメス像」油彩F15号

作者は既卒一年目の女子

石膏木炭デッサンもまだまだ完成途上の作者であれば

これが油彩とて石膏像に変わりはなく

苦戦を覚悟の課題として与えてみた

デッサンにしろ油彩にしろ

その成長過程において、乗り越えなければならない壁がある

その壁に何度もなんども跳ね返らされ

やっと乗り越えた時の達成感、充実感

この作品もデッサンはまだまだ甘いのだが

それを補うに余りある力強さがある

上手くもなく、かといって下手でもなく

要するに中途半端な絵と比較するまでもなく

この絵はまだまだ貧弱な技術を超えて

若さを前面に押し出した、力強く、堂々とした佳品

あるいはまた、清々しさをも感じさせる、素晴らしい絵になった

Kさん、でもでもこれに甘んじていてはダメですよ

もっとデッサン力を鍛えなさい

デッサン力がつくともっといろんなものが観察出来るようになるはずです

でも

私、この絵大好きです


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by dad_kaneshige | 2016-11-18 14:35

実りの秋

過去、何度も登場したIさんの卓上デッサン

いままで、柔らかな質感の表現に難のあったIさんのデッサン

ここに来て随分とよくなってきました

質感の表現はモチーフどうしが醸し出す雰囲気の把握にまで影響を及ぼします

浮き玉のガラス、デコイの木、束になった糸

この三つの異なる質感の表現が上手くいってこそ、絵として成り立つわけですね

欲を言えば構成にいま一歩の工夫が欲しかったかな

でも、今までの勉強の蓄積があればこそ成し得た技

デッサンの勉強はかくありたいものです


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by dad_kaneshige | 2016-11-17 16:51

シュールレアリズム

色彩表現を勉強するにあたって
今までに色んな表現方法について学んできた
キュビズムに始まり点描主義
トドメが今回のシュールレアリズム

この絵を描くにあたり
下記のフレーズをいくつか画面に取り込むこと、が条件

「テーブルはまるい」
「蜘蛛はちっぽけだ」
「ガラスは透明だ」
「象は静かだ」
「雨は降る」
「自動車は星よりもやすやすと動く」
「空気はいつも深すぎる」

というもの

この食材を使って
さて、あなたならどのようにシュールレアリズム風料理に仕立てるか
しかも出来上がった料理は当然美味であらねばならぬ

で、作者はどのように料理したか
まず画面中央に聳える象の形をした岩の表現によって
この料理の基本的な組み立てが決まった、といっても過言ではない
付け加えてドラマ性を醸し出す両サイドのカーテン
しかもこの岩肌の赤味がかった色とカーテンの緑
この選択によってこの絵の味付けの方向性も決まった
あとは画面中央から下部にいたる具材をどうするか

ここに来て作者は具材の扱いにやや戸惑うのだが
なんとかシュールレアリズム風味付けにこぎつけたのであった

作者は高校三年生女子
現役生としては「秀逸」な作品、と言っておこう

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by dad_kaneshige | 2016-11-15 14:08
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石膏デッサン・静物デッサン・卓上デッサン・油彩・着彩・色彩・立体・彫刻・陶芸・ファッション・映像・建築・マンガなどなど、これっていいなぁ と思う作品、Dad金重が紹介します。


by dad_kaneshige
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